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何百人もが集まって有名人の姿に…をイチから全部描く斬新すぎる肖像画! しかも「人々」はとっても個性豊か!!

   


アメリカのアーティスト、クレイグ・アラン(Craig Alan)さんは、主に有名人をモデルにした肖像画を描いているのですが……。この肖像画がフツーじゃない!

どの肖像画も、一見すると細かい点で描かれているように見えます。ですがよ~く見ると、点だと思っていたひとつひとつの塊が、 “ちっちゃな人間” なのだからスゴイっ。

しかも “ちっちゃな人間” はそれぞれ異なる服装やポーズをしておりまして、プラカードを掲げていたり自転車に乗っていたりとバリエーション豊富。個性豊かな人々が数百も集まってひとつの図形を完成させるというアランさんの作風、どの絵を見ても緻密さにクラクラしてしまうこと必至なんです。

【影まで再現されてるんですけど…!】

アランさんがこれまで手掛けてきたのは、ジョン・レノンにパブロ・ピカソ、サルバドール・ダリ、さらには映画『ダークナイト』に出てくるヒース・レジャーが演じた “ジョーカー” など、誰もが知ってる有名人や有名キャラたち。

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彼らの肖像を作り上げている “ちっちゃな人間” たちには顔こそ描かれていませんが、かたちも違えばしぐさも違うように描かれているから、個人個人がアイデンティティーを持ってそこに存在しているように思えてくるんです。

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【肖像画のモデルにちなんだ要素が満載】

しかも “ちっちゃな人間” たちを観察していると、肖像画に描かれた人物に関係する格好をしていたり、関係する物やプラカードを持っていたりするので、芸が細かすぎる……!

たとえばジョーカーの肖像画ならば、ピエロの格好をした人や、ジョーカーの肖像画を掲げている人が、人込みの中にひっそりと紛れこんでいるんですよ。この点に気が付いたら最後、だんだんと『ウォーリーをさがせ!』をやってる気分になってくることウケアイなんです。

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【「型作り」から作業はスタート】

“ちっちゃな人間” に影があるせいか、少し離れて見ると立体的に感じられるのも、アランさんの作品の大きな特徴。

そんな “ちっちゃな人間” 、じつはひとつひとつカラースプレーで描かれているんです。つまり彼らのバリエーションの数だけ人間の型を制作したっていうこと。個性豊かなフォルムをいくつも作り上げなければならないので、この “型作り” だけでも、相当骨が折れる仕事といえるのではないでしょうか。

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【色んな角度から楽しんでください】

いろんな角度、距離から楽しめる肖像画は、唯一無二。計算しつくされた見事な作品群はアランさんのホームページ「Craig Alan Studio」およびインスタグラムからチェックできるので、さっそくご覧になってみてください。

参照元:Craig Alan StudioInstagram @craigalanstudioInstagram @iamcraigalan
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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