新聞をお湯に入れると「泡風呂」になる!? 入浴剤新聞「いい湯新報」が地味にすごい
1897年の創刊から、働く人とともに歩み続けてきたという、宮城県に本社を置く新聞社・河北新報社。2018年11月23日、勤労感謝の日に合わせて、いつもがんばって働いている人たちを癒すべく、入浴剤新聞「いい湯新報」を配布することにしたといいます。
実はこの新聞には驚くべきしかけが。お湯に浸かりながら新聞記事を読み終えたら、新聞をお湯の中に入れちゃいます。そして上からシャワーをかけると……新聞がお湯に溶けて、森の香りがさわやかな泡風呂になるんですって!
ええぇ~っ、文字通り「入浴剤新聞」! なんて画期的なのーーーっ!!
【リラックスできる虚構記事を掲載】
それにしても「いい湯新報」なんて新聞、聞いたことないなぁと思ったあなた。こちら、働く人への感謝の気持ちを伝えようと特別に開発された新聞なんです。なので、本紙の紙面はお風呂にまつわる虚構記事ばかり。
「湯川温子さんの密室シャワー事件」や、地元・宮城ならではの「牛タン党と牡蠣党のお風呂会談」など思わずリラックスできる記事をお風呂に浸かりながら楽しめるようになっているんです。
紙面最下段の広告欄も『成功する人はなぜ風呂好きなのか』『風呂が沸くとき』(作者 宮城建)など架空書籍の広告が並ぶなど、隅々まで手抜かりナシ。こだわってますな~。
【いい感じに脱力できそう♪】
そしてそして。「いい湯新報」を読み終えたら、そのまま新聞をお湯の中へイン! 上からシャワーをかけて泡風呂に。こんなお楽しみ、いい年した大人だってやってみたくてたまりませんよね。
あったかなお湯とふふっと笑いの出る新聞記事と森の香りの入浴剤とで脱力して、お風呂を出るころには心身ともに癒されていそうです。
【うちにも配布してもらえるの?】
まさに、読んで、溶かして、浸かれる新聞「いい湯新報」。「うちにも配布して~!」とご希望の皆さん、ごめんなさい。配布は事前に募集した中から当選者のもとに11月23日までに届くようになっているとのこと。
でも、とっても素敵な企画なので今後も定期的に実施してほしい~! というか、これを機に実際に「いい湯新報」を発行しちゃうなんていかがでしょうか。欲しいと思う人、多いと思うんですよね〜。
参照元:プレスリリース、YouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch