【行楽の秋】関西の旅行会社が「観光列車」検索ランキングを発表! レストラン列車やトーマス列車などとってもユニークです☆
外装や内装、食事、サービスなどにこだわっていたり、ユニークなコンセプトがあったりする「観光列車」。その地域でしか乗れないとあって、人気が高いものもありますよね。
阪神交通社がこのたび発表したのは「観光列車名の検索数ランキング」年間ベスト10! 関西の旅行会社だけに、近畿以西の列車名が並んでいるのですが、これがどの観光列車をもとってもユニーク。思わず関西エリアへ旅立ちたくなっちゃいます☆
【観光列車名の検索数、年間ベスト10はこちら!】
阪急交通社のサイト内検索数における2017年8月1日~2018年7月31日の検索数合計から算出した今回のランキング。10列車中8列車が、前回もランクインした列車となる結果に!
1位(前回:1位) しまかぜ<近畿日本鉄道>
2位(前回:ランク外) 四国まんなか千年ものがたり<JR四国>
3位(前回:6位) SLやまぐち号<JR西日本>
4位(前回:8位) トーマス号<大井川鐵道>
5位(前回:10位) ゆふいんの森<JR九州>
6位(前回:5位) 伊予灘ものがたり<JR四国>
7位(前回:2位) 花嫁のれん<JR西日本、IRいしかわ鉄道>
8位(前回:3位) 或る列車<JR九州>
9位(前回:ランク外) アンパンマン列車<JR四国>
10位(前回:4位) おれんじ食堂<肥薩おれんじ鉄道>
【1位は近鉄「しまかぜ」】
まず前回同様1位を獲得したのは、近畿日本鉄道の「しまかぜ」。大坂難波駅や京都駅といった関西の主要都市や名古屋から伊勢志摩へと向かう観光特急です。
人気のポイントは和風、洋風の個室やサロン席があるところや、カフェ車両で地元の特産品である松阪牛を味わえるメニューや地ビールを楽しめるところ! 電動リクライニングを完備したシートなど、設備やサービスも上質なんですって。
近年、パワースポットとして人気の高い伊勢神宮へ出かける人が増えていることも、「しまかぜ」人気を後押ししているのかもしれませんね。
【トーマス号やアンパンマン列車はファミリーに人気】
子どもがいる人には、キャラクター関連の列車も気になるところでしょう。今回、9位に「アンパンマン列車」(JR四国)が初めてランクイン。4位の「トーマス号」(大井川鐡道)も前回の8位からランクアップしています。
4位の「トーマス号」(2018年は6月9日~10月14日の運行予定)は、見た目がそのまま「機関車トーマス」でチビッコたちに大人気!
車内放送もトーマスが担当していたり、駅ではトーマスとの記念撮影ができたりとトーマス好きにはたまりません。
9位の「アンパンマン列車」は四国に全部で4つの路線があり、それぞれ異なるデザインの列車が運行しています。
車内の一部にはアンパンマンの人気キャラクターが描かれた座席があったり、子どもたちが遊べるプレイルームがある車両もあるのだそう。
トーマスVSアンパンマン……この戦い、来年はどちらに軍配が上がるんでしょうか?
【初登場にして2位! JR四国「四国まんなか千年ものがたり」】
注目株は、2017年4月運行開始で初登場2位にランクインを果たした「四国まんなか千年ものがたり」(JR四国)! 四国中央部、多度津(たどつ)駅~大歩危(おおぼけ)駅を運行しています。
車両ごとに異なる季節をコンセプトにしているのがユニーク。また、レストラン列車と呼ばれることもあるほど食事のメニューが充実していて、地元の新鮮な食材を使った本格的な料理を味わうことができるんです。
【この秋、観光列車で旅してみない?】
列車に乗っているだけでその土地の味覚を味わえたり、ラグジュアリーな気分に浸れたり。はたまたキャラクターの世界観を楽しむことができたり。観光列車ってとっても奥が深いんですね~!
これから旅行シーズン。今回のランキングで興味を持った観光列車、実際に乗ってみるのもよいかもしれません。きっと素敵な思い出ができますよ♪
参照元:プレスリリース
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch