すみずみまで激リアルな「丸まるだんごむし」ガシャポンが爆誕…しかも開発担当は昆虫苦手だったという涙のストーリーつきだよ!!
2018年8月23日に株式会社バンダイ ベンダー事業部から発売されたのは、カプセルレス玩具「だんごむし」(1回税込 500円)。
だんごむしの構造を徹底研究、その苦労の末に “丸まる体” を見事に再現。……って、多くの男子は大喜びかもしれないけど、多くの女子にしてみれば「何よそれ!?」という感じだと思うのですが……。
自販機からは “丸まった状態” のままゴロンと出てくるらしく、その大きさはなんと1000%スケールモデル、つまり10倍サイズのだんごむしさんだというのだから、これはちょっと気持ちわr……じゃなかった、インパクトがすごい~~~! ひっくり返した裏側も、無駄にリアルなんですけども~~~! だけど編集部の男性に話を振ったら「なにそれ最高じゃね!」みたいな反応で、もうわけわかんないんですけども~~~!
【虫が苦手な担当者が頑張って作りました】
この「だんごむし」、見た目もすごいけど開発秘話もなかなかすごいんです。
こういうのを出すからには、虫大好きな少年マインド満載の方が手がけたんだろうな、と思いきや、なんと開発を担当したスタッフは昆虫が苦手な方なのだそう! これはちょっと気の毒でたまりません。
しかも開発にかけた期間は、こうした玩具としてはそうとう異例の “2年間” 。
さまざまな文献や図鑑などで、だんごむし特有の複雑な構造を徹底研究しながら試作を重ねていった……という裏話も、まあ虫好きがやったというのならわからなくもないんだけど。こんなにもリアルな(しかもデカい)だんごむしと長きに渡って関わり続けてきたのが、虫ニガテな担当者さんだと知って、涙を流しそうになりましたよ……。
【手のひら全体を覆ってしまうサイズ感です】
そうした努力の末にできあがった「だんごむし」は、まさしく “だんごむし” そのもの。
足や触角などのディティールまで完璧に再現されておりまして、その大きさは丸まった状態だと直径約74mm、広げると全長約140mmの大きさ。ぐああ……。
【細かい設定にもご注目】
カラーバリエーションは、きっとあなたも1度は見たことがあるであろう黒色をした「だんごむし」、イリドウイルスに感染して青くなった「青いだんごむし」、アルビノで体が白く目が赤い「白いだんごむし」の3種。
細かすぎる設定にもまた、担当者の方の気合いが伝わってくるようです。
【12月には第2弾が発売されるよ~】
ちなみに「だんごむし」はすでに第2弾商品の発売も決まっていて、販売時期は12月下旬とのこと。
気になる(※わたしはならない)カラーバリエーションは第1弾同様に3色。その内訳は、都会で多くみられる通常より色が薄い「グレーのだんごむし」。
さらに、食べ物などの影響により殻が赤くなったといわれる「赤いだんごむし」。そして外側のボディを半透明にて再現したオレンジ色(アルビノ)で目が赤い「クリアオレンジのだんごむし」と、またしても設定が細かすぎるう!
手のひらにコロンと乗せたり、指で突いたりしているうちに、あっという間に童心に帰ることができそうな「だんごむし」。担当者さんを労う意味もこめて(?)、見かけたらぜひ、ゲットしてみてくださいっ。
参照元:プレスリリース、だんごむしガシャポン公式サイト
執筆=田端あんじ (c)Pouch