「ラストフライトは娘の操縦で」38年間CAとして勤務した女性の最高の夢がかなう! 幸せそうな笑顔に世界が感動
「ある大事なフライトでパイロットを務められたこと、ほんとに幸せで、誇りに思ってる」
そう自身のツイッターでつぶやいたのは、航空会社「エア・インディア」で副操縦士として働くアシュリータ(Ashrrita)さん(@caramelwings)。
彼女がこの日乗務したのは、同じく「エア・インディア」で客室乗務員として38年間働き続けてきた、実のお母さんのラストフライト。退職する日に娘が操縦する飛行機で勤務することが、お母さんにとって長年の夢だったというんです。
【お母さんのラストフライトをみんなが祝福】
念願かなって、娘が操縦する飛行機で客室乗務員を務めることができたお母さん。ツイッターにはお母さんをぐるりと囲んだ集合写真、そして乗客に拍手で見送られるお母さんを映した動画が公開されていました。
涙ぐみながらハグしあう動画を観るに、お母さんが周囲の人たちに愛されてきたことがよくわかります。インスタグラムにも写真が公開されていて、親子2人のこぼれんばかりの笑顔を見ているだけで思わずこっちもほっこり。
【「感動した!」という声が殺到】
心温まる投稿に寄せられた「いいね」は1万5000超にもおよんで、コメントも殺到。
「読んでいて自然と笑顔になれた」
「今日見たなかでいちばんのツイート」
「素晴らしすぎて泣いた」
「感動で胸がいっぱい」
といった具合に、みなさん感動しきりだったようです。また「エア・インディア」公式アカウントも母と娘の絆を祝福するツイートをしておりまして、(母の乗務員としてのおもてなしの心は操縦する娘に受け継がれるということで)「伝統はそして生き続けていくのです」とコメント。はなむけの言葉を贈っていました。
【最後に素敵な思いでができてよかった~!】
母と娘で勤務先が一緒という話はたまに聞くけれど、航空会社というケースは珍しいのではないでしょうか。しかも娘のアシュリータさんはパイロットだというのだから、お母さんもそのことを誇りに思っているに違いありません。
お母さんもこれからはきっとゆっくり過ごすのでしょうが、今度はお客さんとしてアシュリータさんが操縦する飛行機に乗りに行ったりするのかも。それもまた、リタイア後の楽しみのひとつかもしれませんね♪
参照元:Twitter @caramelwings、Instagram @caramelwings
執筆=田端あんじ (c)Pouch