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女ひとりで花火大会に参加した結果…ハマる! これハマるよ!! 屋台で地獄を見たけど「花火はひとりで観るべし」だよ!!

   



夏にやたら開催される花火大会!

彼氏さんとしっとり、あるいはみんなでわいわい集まって「たまや〜」とか叫びたいものです。しかしいかんせん、周りは既婚者がふえてとっても(幸せで)忙しそう。独身女子の「男子~花火行こうよ~」はちょっと勇気がいる――ならば行こうぞ、ぼっちでな!

毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」です。Pouchでは担当ライターが体を張ってぼっちの限界に挑み、ぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを誠心誠意、検証しています!

今回は、女ひとり花火大会です。花火大会ってカップルとかウェイ集団とかそういう人たちのためのものでしょ? ひとりで行くとか、どんな拷問なのかって話ですが……

70万人も訪れたという「足立の花火大会」にひとりで参加してましたぞ!

【花火大会て、意外と過酷だよね?】

花火大会に参加すべく準備していると、いろいろ心配事が増えてきました

「場所取りはどうしよう?」
「超絶すごい人混みに耐えられるかな?」
「トイレ行ける?」
「慣れない土地で方向音痴になりそう」
「猛暑対策」など。

よーく考えると、花火大会って過酷かも? 猛暑の中、慣れない浴衣着て、人混みかき分けて場所とって、ちょいと高い屋台飯を食べて、トイレを探して探して、1時間くらい花火みて、帰宅ラッシュにもみくちゃにされて……。

花火を一緒に見るカレピッピor仲間がいればそんな各種困難も乗り越えられそうだけど、たった1人じゃダメな気がしてきたヨ(白目)

【席を予約した → 大正解】

足立の花火大会は有料指定席を設けているとのこと。ということで、今の私にぴったりな響きの「シングルシート」を購入しました。お値段は1席5000円。正直、これが安いのか高いのか、購入時はわからなかったけど、結果的には大正解でした!

【移動中は「さみしい…」の連続】

花火大会へ移動中、「おまたせ〜♪」「その浴衣かわいい」「あそこの屋台行こーよー!」なんて、とっても楽しそうな声がワイワイ聞こえてきます。普段なら気にならないけど、カップルや仲間内に取り囲まれてのぼっち状態だと話は別。「私を待っている人はこの会場のどこにもいないのだ」という孤独感でいっぱいになるのです。

「孤独を癒やすにはご飯だ!」と、美味しそうな焼きそばを売っている屋台で注文すると、「箸は2膳?(周りを見て) あ、ひとりかな?」と威勢良く聞かれ、つい「ぁう…2人できているので2膳で」と、とっさにダメすぎるウソをついてしまいました。孤独感と罪悪感でいっぱいのまま、とぼとぼ会場に向かいます。

【シングルシートが超豪華で最高だった】

お酒と焼きそばを持ってシングルシートに到着すると……花火が超よく見える、会場のど真ん中! おまけにトイレも近いし、ウエットティッシュやサイリウムやうちわもついているし、なによりシートが広い。寝っ転がって花火を見ることもできるし、靴を脱いでも余裕です♪  ちぢこまっていたハートが全回復。これから誰にも邪魔されず、私の最高花火タイムが始まるぞぉおお!

 

【やだ…贅沢! 誰とも会話せずひたすら花火を見る】

会話する人がいないので、ひたすら花火をジーーーーーーーっと眺めていたのですが、私、人生で初めて花火に感動して泣いた。

今回は40周年記念大会だったそうで、いつもの大会よりハデ目の展開。休憩なしのままで怒涛の1万3600発が打ち上げられました。ライブのようにサイリウムを振る参加系花火があったり、レーザー光線が空を照らしたりして、もうひたすら大盛り上がり。

だけどなにより最高だったのは、花火が打ち上がる瞬間から火花が散りゆく最後の最後まで、丁寧にみることができたこと。花火の魅力がじわ〜っと体に沁みていくような感動があり、本当に贅沢な時間が過ごせたのです。彼ぴょんor友達ときていたら、感じることのできない体験かも……。

最後に会場のみんなで「職人さんありがとう〜!」と感謝を伝え、花火大会は終了しました。

【ぼっち、帰りに本領発揮】

花火大会終了後の最大の難関……それは帰宅ラッシュ! 70万人もの来場者がいちどに帰っていったわけで、会場から駅までの道のりは人人人であふれていました。

しかし、ここでぼっちの本領発揮! グループとグループの間にスキマをみつけては、ササッと移動。それはもう忍者のごとく無駄なく移動できるのです。そのせいか、思ったよりも早く駅に到着できました。

【まとめ:ひとり客、全然いないけど…!】

はっきり言って、シートに着くまでは孤独感しかないです。だけど、場所がよければ全てよし! 花火が孤独を忘れさせてくれるのです。なにより、余計な会話ナシで打ち上げ花火の美しさを思うぞんぶん堪能できるだなんて、他にはない最高の贅沢!

ひとり花火、地味にハマってしまった。ささやかな趣味にしたいと思います。でも内心、全ぼっち乙女におすすめして回りたいとも思います。

・ひとり花火大会
孤独度:★★★★
快適度:★★★★★
思い出度:★★★★★★★★★★

参考リンク:第40回 足立の花火
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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