【ちゃうねん】国際線の機内食で「ビーフ or チキン?」意気揚々とビーフを頼んだら…
皆さん、GWは楽しまれましたか? 日常に引き戻された途端に雨模様とか、地球は我々に厳しいですね。働きたくないでござる。
さてさて、GWに海外に行かれた方も多いのではないでしょうか。遠方への海外旅行で、避けられないのがロングフライトです。私も今年は長めのお休みをいただき、北米旅行へ出かけたのですが……10時間超えのフライトは、やっぱり辛かったぁ!
わたしにとってフライト中、唯一の楽しみだったのは機内食。頼んだメニューで一喜一憂もしましたが、それもまたいい思い出になりました。
というわけで、今回の旅行で私が出会った衝撃の機内食を2つ、ご紹介します。
【その1:憧れの「ビーフ or チキン?」】
はじめて北米路線の国際線に乗ったのは、もうずいぶん前のこと。今どきの機内食ではどんな食事が出るのかとワクワクしていた私。
いい匂いとともにワゴンがやってきて「ビーフ or チキン?」……キター! 英語で聞かれるだけでなんかテンション上がる〜♪♪♪ 喜び勇んで「ビーフ!」と答えました。
さてさて、どんな食事かな……ステーキとかだと嬉しいなあああ♡
カパッ!
……牛丼出てきました。紅しょうが付き。
しかも、なぜかパンまでついてきた。
ちゃうねん……。
いや、ビーフはビーフですけども。美味しかったし、完食しましたけども。なんかこう……違うんだよぉおぉぉ!!
薄っすらとした記憶と刷り込みの中で「ビーフ or チキン」に憧れを抱いていたわけですが。ものすごく思ってたのと違う感じで、釈然としませんでした。チキンにしてたら何が出てきたんだろ……親子丼かな……。
【その2:深夜のスナック、カップヌードル】
続いては、夕食後しばらく経ってからの機中で出された深夜のスナック。なんと、小さなサイズのサンドイッチとともにカップヌードルが配られたのです。このパターン初体験!
お腹がそこまで空いているわけではないけれど、たとえインスタントでも温かい汁物を出してもらえるのはありがたい……!
どうやら、カナダ仕様の製品みたいですが、あのカップヌードルなんだから間違いないでしょう! ってことで、いざ開封したところ。
「あっ……マズそう……」
ええ、声に出ましたね。麺がのびきってグズグズになってる上に、記憶にあるカップヌードルと仕上がりが違う。一抹の不安を覚えながらひとくちすすると、やっぱりマズいよぉ〜〜〜(笑)
味が全然違うんですよね。薄いコンソメのような……そして、カップヌードルにあるべき「謎肉」が入ってない。え〜ん、NISSINって書いてあるのに!
でもね……完食しました。えへへ。乾燥していて体温調節も難しい機内で食べるカップヌードル、染みたなぁ〜。スープはほとんど麺が吸ってたけども。
しかし日本出発の国際便なのに、なんでカップヌードルこんなマズかったんだろ〜〜〜!?
【なんだかんだ、機内食は全部食べた!】
とはいえ、こういうびっくりとガッカリも含めて機内食の時間は楽しかったです。気分転換にもなるし、食事を摂ることで、身体がちょっとずつ時差を調整してるような感じもありました。
お腹いっぱいでも、美味しくなくても、ちょっとでも食べて、エネルギーを補充して……これが最後の食事だから、あと3時間くらいで着くのかな? なんて、旅のワクワクを高めていくのも楽しかった!
というわけで、今後も国際線の機内食は、積極的に食べていきたいと思います♪
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch