【悲報】「遠足のおやつは◯◯円まで」文化が消えかかっている!? どうやらこれには仕方ない事情もあるみたい…
突然ですが、皆さんに質問です! 小学生のころ、「遠足のおやつは○○円まで」という決まりごとはありましたか?
「先生、バナナはおやつに入りますか?」の質問に始まり、決められた予算内でいかに好きなおやつを組み合わせるかの頭脳戦、友達とのおやつの見せ合いっこ、そして交換タイム……これらも遠足の大きな楽しみだったという人も多いことでしょう。
ところが現在、「遠足のおやつ持参禁止」という学校が増えており、遠足のおやつ文化がだんだんと消えかかろうとしているようなんです。えー、それってとっても悲しいニュース! だけど、仕方がない一面もあるのかも……?
【昭和生まれ世代には悲報です……】
この話題についてはTOKYO MXのワイドショー『5時に夢中!』でも取り上げられたそうで、マツコ・デラックスさんなどが持論を繰り広げてネットでも話題となったみたい。
そこでPouch編集部と兄弟サイトのロケットニュース24編集部にこの話をしてみると……。
「ロマンがない! 駄菓子屋というロマンがわからん大人になる!」
「200円までの設定を全てうまい棒にする勇者を称え合うあの世界がないのか……」
「みんなでおやつを買いに行く楽しさは大人になってもいい思い出だよ」
「駄菓子屋のおばあさんに触れ合う楽しさを知ってほしいなぁ……」
などなど悲鳴とも怒号ともいえる騒然とした状態に。みんな、いったん落ち着こう……!!
でも気持ちはわかります。遠足におやつ持ってくのデフォルト世代にとって、これは相当ショボーンなニュースです。
【なぜ遠足のおやつが禁止に?】
それにしても、なぜ遠足におやつ持参が禁止に? どうやらこれはアレルギーのある子どもに対する学校側の配慮が大きいようです。
私には小学生の子どもがいますが、子どもの小学校では遠足におやつは持ってきてよいけれど、特に金額設定はなく、各自食べ切れる分量を。また、おやつ交換は禁止となっています。
アレルギーについては今はとても気を遣っている学校が多く、給食もアレルギー対応食が用意されるなど私たちが子どものころと大きく変化していることを感じます。そう考えると、遠足のおやつ持参禁止も自然な流れなのかも……。
【皆さんはどう思う?】
とはいえ、「あの楽しみがなくなるというのは残念!」と感じる大人が多いのだって当然のこと。これからまさに春の遠足シーズンとなりますが、皆さんはこの話題についてどう思う?
ちなみにPouch編集部の百村モモが通っていた小学校は「遠足おやつ配布制」(駄菓子を詰め合わせた袋を提供される)だったらしく、駄菓子屋でおやつを買うのは未経験だそう。……マジで!? そういうタイプもあるのかー! 遠足のおやつ文化、意外と深いです……。
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
画像=Pouch編集部