わたしの手が肉球のよう…「肉球の香りハンドクリーム」は保湿力抜群で“ぷにぷに”の触り心地に! しかし匂いは…
2015年からフェリシモ猫部で販売されている、猫の肉球の匂いを再現したという「あの猫(こ)とおそろい!? プニプニ肉球の香り ハンドクリーム」。猫ごとに違う肉球の香りや色を研究して作られたそうで、猫好きならすでにチェックしているかたも多いかもしれません。
今まではピンクの肉球をイメージしたピンク色のみでしたが、この秋、新たに茶トラ・灰色猫・黒猫をイメージした新色のクリームが発売されます。
まずは10月に新色第1弾が登場、オレンジっぽい肉球が多い茶トラの猫をイメージしたものだそうです。本日は実際に使ってみて、香りやテクスチャーなどをレポートしたいと思いますっ。
【肉球=ポップコーン】
猫の肉球の香りを嗅いだことがあるひとならご存知だと思いますが、肉球ってポップコーンの香りがするんですよね。
我が家の猫、つーちゃんの肉球はポップコーンに折り紙を足したノスタルジーな香りがします。肉球の色はピンクとオレンジの中間くらい。
【茶トラをイメージした「オレンジ」】
クリームのパッケージは茶トラをイメージした元気なオレンジ色で、フタにはお目目がくりくりとした茶トラ(茶色の毛が多い)の猫のイラストが。つーちゃんは顔の下部分が白い茶白だけど、ちょっと似ているような気もします。可愛いのう。
【香り:ポップコーン+ドリーミーな甘さ(強め)】
まずは、気になっているハンドクリームの香りから。「肉球の香りを再現した」と言われてみれば、ほのかにポップコーンみたいな香ばしい香りがしますが、ずいぶんと強めの甘さがせまってきます。
ポップコーンがピンクのふわふわしたお菓子の世界で遊んで帰ってきた、といったイメージ。ポップコーンではなく、ポップコーンからインスパイアされた乙女な香り。男子がつけるにはちょいと甘すぎるかも。
【つーちゃん氏、いつの間にか逃亡】
このハンドクリームは人間用なので猫には塗ってはいけませんが、ちょっとだけつーちゃんに匂いを確認してもらおう……と、思ったらさっきまでお気に入りのヨガマットでゴロンゴロンしていたはずなのに、別の部屋に避難してました。
つーちゃんは、香料の入ったボディクリームが大嫌いなのです。肉球の香りだったら許してくれるかな〜とほんのり期待を抱いてみたものの、やはり猫にとってはちょいときつい匂いだったみたいです。
【使い心地:肌の“ぷにぷに”が肉球レベルに】
ハンドクリームの中身を手に取ってみると、クリームというより、ジェルのようなぷるんとしたテクスチャー。べたべたしなくていいですね。色は手につきません。
手に塗りこんでみて、しばらくすると肌が驚くほどやわらかくなりました。肉球と同じくらい手が「プニプニ」してる!
そして軽く水で手をゆすいでみると、ゆすいだあとも、ほんのり甘く香ります。このくらいのほんのり具合のほうが、わたしにはいいかな。肌のプニプニ感にすべすべ感が加わり、かなりいい感じです。
【まとめ:匂いが強いけどプニプニ感に感動】
実際に使ってみた結果、「プニプニ肉球の香り ハンドクリーム」は肉球インスパイア系の乙女な甘さでした。もし素朴な香りを期待して買った方なら、ちょっとがっかりしてしまうかも。そして、猫とおそろな肉球の香りのはずが、香りが強すぎて猫には不評のようでした。
ぜひ注目してほしいのは、香りよりも塗ったあとの保湿力です。手が肉球レベルでプニプニになるのは感動すら覚えます。
【11月は灰色猫、12月には黒猫が登場】
「プニプニ肉球の香り ハンドクリーム」の「オレンジ」は、ルミネエスト新宿と阪急西宮ガーデンズのフェリシモ猫部店舗、またオンラインでも発売中です。
11月は灰色猫をイメージした「あずき色」、12月には黒猫をイメージした「グレイ」が発売されます。愛猫の肉球の色をイメージしているので、猫友だちにも喜んでもらえそうです。
参考:プレスリリース
撮影・執筆=黒猫葵 / 猫モデル=つーちゃん (c)Pouch