テニス愛好家が「チャリティカレンダー」のために一肌脱いだ!? 破壊力バツグンだけどきっかけは大真面目です
イギリスのフォトグラファー、アシュリー・フランクリン(Ashley Franklin)さんが、テニス好きの友人ジョー・ウィリアムズ(Jo Williams)さんと制作したのは、その名もアルツハイマーカレンダー 2018 「誰かテニスをしませんか(ANYONE FOR TENNIS?)」。
10ポンド(日本円で約1500円)で販売されているこのカレンダーは、名前もすごけりゃ、掲載されている写真のインパクトもものすごいんです。
というのも写っているモデルたちのほとんどが、一糸まとわぬ姿だから! 全裸でテニスコートに集合して、脚やボール、ネットなどを上手に使って “大切なところ” を隠していることを想像すると、ちょっぴりじわじわきちゃいます。
【カレンダーを作った目的とは?】
破壊力のあるビジュアルにしばし気を取られてしまいますが、カレンダー制作に至った理由や目的は大真面目です。
きっかけは、ジョーさんの母親ドロシーさんが、アルツハイマー病を発症していること。
母の現状、そして「現在イギリスには85万人もの患者がいて、来年にはさらに20万人増える可能性がある」という情報を目にしたこと。そういった過程を経て、「苦しんでいる患者が相当数いるにもかかわらず、病気に関する研究が不十分なのではないか」、と考えるに至り、そこで研究費を集めるために制作したのが、今回のカレンダーというわけなのです。
【表情がいいんですわ】
モデルとして協力したのはテニスを愛する友人たちらしく、和やかな表情を見るに、みなさんノリノリで参加しているようです。
若者ではなく、 “いい大人” といわれる年代の男女が嬉々としてポーズをとっているところに、グッときちゃうっ。少しでも多くの費用が集まって、1日でも早く研究が進められますように!
参照元:ASHLEY FRANKLIN PHOTOGRAPHY[1][2]、Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch