【ハリポタ】自主制作映画だけどレベル高すぎっ! 若き日のヴォルデモート卿を主役にした映画が制作される / 公式もGOサイン出してくれたよ
J.K.ローリングさんによる小説や映画『ハリー・ポッター』シリーズにおいて、主人公・ハリーの最大の敵として描かれているのがヴォルデモート卿。
2017年6月1日、ドイツのムービーエンターテインメントチャンネル「KinoCheck International」がYouTubeに投稿したのは、若き日のヴォルデモート卿をフィーチャーした作品『VOLDEMORT: Origins of the Heir』のトレーラー映像です。
かなり凝った仕上がりを観ているとにわかに信じられませんが、この作品はファンが個人的に制作したものだというのだからスンゴイ。2016年秋に制作をスタート、2017年の年末公開を目指しているそうですが、ここに至るまでには長~い道のりがあったようです。
【警告を受けて中止を余儀なくされる→ 話し合いの結果OKに】
『VOLDEMORT: Origins of the Heir』を制作しているのは、インデペンデント・フィルムプロダクション「TRYANGLE」。
海外サイト「Polygon」が行ったインタビューによれば、資金を集めるべくクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にプロジェクトを立ち上げたのですが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの映画化権を持つ、米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント(以下、ワーナー)から警告を受け、いったん中止せざるを得なかったようなんです。
しかし「TRYANGLE」のディレクターであるペッツァートさん(Gianmaria Pezzato)の話によれば「ワーナーとは非公式に話し合いの場が持たれ、非営利の方法であれば制作が進められることになった」と、無事にゴーサインが出たのだそう!
【ヴォルデモート卿が「トム」だったころの物語】
ヴォルデモート卿の本名は、トム・マールヴォロ・リドル。ホグワーツ魔法魔術学校を卒業したトムは忽然と姿を消し、その10年後、新たな名前と力を持って再び姿を現します。
この作品はそのあたりを掘り下げたもので、制作にあたってペッツァートさんが参考にしたのは、小説『ハリー・ポッターと謎のプリンス』なのだそう。
闇の魔法の秘密を探求することで、変わっていったトム。「不死」というゴールにたどり着こうとするトムを制することができるのは、古くからの友人2人だけ……一体何が、トムをヴォルデモート卿へと変えたのか。当時何が起こっていたのか?
YouTubeに公開されているトレーラー映像に記載されたあらすじを読むだけで、心がわくわく。そもそも容姿端麗だったという若き日のヴォルデモートが主役ですので、眼福であることは間違いありませんっ。完全版を、早く観てみたいよ~~~!!!
参照元:YouTube、TRYANGLE、Facebook、Instagram @tryanglefilms、Polygon
執筆=田端あんじ(c)Pouch