「鬱」や「地獄」もこんなにポップでキュートに♡ 天久聖一さん×よシまるシンさんによる「ロゴゴ」グッズが面白い!
世の中、ホントいいことよりもイヤなことのほうが多かったりしますよね。でも、「鬱」も「地獄」も見方によっては、とってもポップでキュートなのかもしれない……。
そんなふうに思わせてくれるのが、マンガ家・天久聖一さんとデザイナー・よシまるシンさんによるロゴ制作ユニット「ロゴゴ」の作品。
ロゴといえば、ふつうは元の言葉の意味を具象化したものですが、ロゴゴが作る漢字ロゴはこれには当てはまらないみたい。漢字が持つ意味から解き放たれた、とーっても可愛らしい造形になっているんです。
【「鬱」という漢字なのにウツっぽくない!】
たとえば「鬱」という漢字。画数が多く、見るからに陰うつなイメージ。ウツウツとした雰囲気が漢字からも伝わってきますよね。けれども「ロゴゴ」が作った「鬱」のロゴはどうでしょう!
木に、コカ・コーラを思わせる空き缶に、流れ星にクマらしき動物……? ポップな色彩とキッチュな80年代的デザインで、元の「鬱」という漢字が持つイメージとは何一つ重なるものがない! ちなみに「鬱」は人気があるようで、デザイン違いの手帳型のケースもあります。
【「地獄」という漢字はどんなロゴに?】
「地獄」という漢字もそう。もしもロゴであらわすならば、鬼や地獄の釜なんかが出てきそうですが、「ロゴゴ」が作る「地獄」ロゴは、なぜかミシンや哺乳瓶、コンパス、トマトが描かれている!
包丁が不吉なイメージで唯一地獄っぽくはありますが、それでも全体的には地獄テイストほぼゼロ!
【他にもいろんな漢字のアイテムがあるよ】
ほかにも「心」や「最高」「音楽」などに加え、「仁義」や「極悪」といったなかなかのパワーワードもありますが、やはり言葉の持つ意味とアイコンで描かれているモノとは関係がなかったり(一部関連があるものも)。
それぞれのロゴを見ていると、見慣れた漢字や言葉も別物のように思えてくるから不思議です。
「ロゴゴ」によるロゴシリーズは、スマホケースやマグカップ、赤ちゃん用ロンパースといったグッズになって「CINRA.STORE」にて絶賛発売中! このセンスが気に入った方はぜひ購入してみては?
参照元:CINRA.STORE
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch