シニア世代が失って最もショックだったのは「歯」…その理由に考えさせられる /「化粧にいろいろ手をかけるより、歯に気を使えばよかった」など
本日4月18日は「よい歯の日」! 女子のみなさんは、健康のため、エチケットのために歯磨きやデンタルケアをしっかりしている人が多いと思いますが、なかにはお手入れを怠っている人もいるかもしれません。そんなみなさんにぜひぜひ言いたい……「歯を大切にしよう~!」
アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社が「よい歯の日」に合わせて、60代以上の男女400人に行った「歯並びと歯の残存数に関する意識調査」によると、シニア世代が失ってから一番後悔したもの第1位は「歯」で、「メイクよりも歯に気を使えばよかった」という女性もいることが判明。歯ってものすごく大切なのです!
【失って後悔した1位は「歯」】
まず自身の体について「変化してほしくなかったこと」「失って後悔していること」を聞いたところ、3位「体型」(43.3%)、2位「髪の毛」(60%)を抑えて、1位は「歯」でなんと61.3%を占めました。
その理由は「食べ物がおいしくなくなった」をはじめ、「歯茎にものが挟まるようになった」「手入れ不足で総入れ歯になってしまった」、さらには「化粧にいろいろ手をかけるより、歯に気を使えばよかった」という声も。若い世代は「歯より化粧」の人が多いと思いますが、将来後悔しないために「化粧より歯」を大切にした方がよさそうです。
【歯並びが良い人の方が歯の残存数が多い】
次に「加齢による歯の衰えを感じた年齢」を聞いてみると「平均57.1歳」という結果に。まだまだ現役の時期にすでに歯の衰えを感じている人が多いことが分かりました。
続いて「現在残っている歯の本数」を聞いたところ、「歯並びが良い方だ」と回答した人が平均21.9本なのに対して、「悪い方だ」と回答した人は平均19.6本と、歯並びが良い人の方が2本以上も多く残っていることが判明。やはりきちんとお手入れやメンテナンスをしている人の方が健康な歯をたくさん保っている率が高いようです。
【歯並びが悪いと磨きづらい →汚れが歯周病の原因に?】
ちなみに「今までに歯周病と診断されたことがあるか」について調べてみたところ、歯周病経験がある人たちのなかで「歯並びが良い」と回答した人は39.9%、「歯並びが悪い」と回答した人は53.9%と、歯並びが悪い人の方が歯周病を経験していることが明らかに。
歯並びが悪いと歯が磨きづらく、さらに汚れがたまりやすくなりがちなので、虫歯や歯周病につながるケースが多いようです。
【印象を左右するパーツ 3位「歯」】
最後に「同世代で外見が良いと感じる人を見て、印象を左右するパーツ」を聞いたところ、「目元」(9.8%)、「肌」(7.5%)、「口元」(5.8%)などを抑えて、3位に「歯」(20.3%)がランクイン。「体型」(32.5%)や「髪の毛」(23.5%)ほどではないけれど、歯の美しさは印象をも大きく左右することが分かりました。
歯が大切なのはよーく分かっているつもりでも、なくして後悔するもの1位になるとは驚きではないでしょうか。虫歯や歯周病がある人はもちろん、歯には自信があるという人も、これを機会に歯医者さんでチェックしてもらい、歯の健康について考えてみてはいかがでしょうか。
参照元:歯並びと歯の残存数に関する意識調査
執筆=シナモン / 画像=Pouch (c)Pouch