台湾のケンタッキーでは朝ごはんに「お粥」が食べられる!? チキンがドーンと入った「鶏がゆセット」を食べてみた
台湾では朝ごはんを外食やテイクアウトする方が多いからか、チェーン店の朝ごはんメニューもとっても充実しています♪
中でも驚いたのが、台湾のケンタッキー(KFC)の早朝限定メニューでお粥が売られていたこと。
日本人が思い描く鶏がゆとはおそらく大きく異なる、台湾ケンタッキーの鶏がゆセット「吮指嫩雞粥套餐(シュンジーネンジージョウタオツァン)」。どんな味なのか気になるので、食べてきました!
【具沢山な鶏がゆとホットミルクティーをセットで】
鶏がゆは、ホットミルクティーとセットで65元(約230円)です。
なぜミルクティー?と意外に思うかもしれませんが、台湾の朝ごはんでは、豆乳や紅茶、ミルクティーなどが定番の飲み物。追加料金がかかるものもありますが、他の飲み物を選ぶこともできます。
「ケンタッキーになぜお粥が!?」と思ってよ~く見てみたら……なるほど、お粥にチキンが入ってる~~~!
カットされたフライドチキンのほかに、肉鬆(ロウソン)と呼ばれる肉でんぶ、コーンがたっぷりと入っています♪
【肉汁たっぷりなフライドチキンの存在感がスゴイ】
では、さっそくひとくち。お粥は口当たりがなめらかで、するするといただけます。コーンのぷちぷち食感も、いいアクセントに。
チキンは、肉汁たっぷりなフライドチキンがそのままカットされた状態で入っていることもあり、存在感がスゴイです……! お粥にフライドチキンって大胆な組み合わせですが、塩気のしっかりついたチキンでお粥を食べる手が止まらなくなる~~~。
【肉でんぶって何?】
加えて日本では見ることのない食材が、肉でんぶ! これは豚肉を炒めて乾燥させたふりかけのようなもので、甘辛い味がついています。
わたしは肉でんぶのぼそぼそとした食感がちょっと苦手だったのですが、お粥と一緒なら食べやすいなと思いました。お粥の水分にふれることで肉でんぶがやわらかくなり、お粥に絶妙な塩気と甘さを加えてくれます。
ちなみに鶏がゆとセットで注文したホットミルクティーも、ほんのり甘くて一息つくことができました♪
ミルクティーをお粥と一緒に飲んだのははじめてでしたが、やさしい味わいどうしで、意外と合うかも……?
【これは台湾ケンタッキーでしか食べられない味だ……!】
今回このお粥を食べてみて、これはもう、台湾ケンタッキーでしか食べられない味だ……!と感じました。お粥にフライドチキンを入れるだけなら日本でもできそうですが、肉でんぶは台湾ならではな食材ですよね。
いつか台湾旅行に来られたときの、朝ごはんにおすすめです♪
参考リンク:KFC TAIWAN
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch