可愛いけど毒がある…ロシア人アーティストの作品がファンタジック! 独特の世界観に引き込まれます
25歳のロシア人アーティスト、エレン・シェイドリン(Ellen Sheidlin)さんが生み出すのは、ファンタジックだけどちょっぴり奇妙な世界観。
透明の馬に乗ったり、自らたんぽぽになって頭から綿毛を飛ばしたりと、想像力とデジタルをフル活用して、独創的なフォトアート作品を作り上げているんです。
【物語性を感じるユニークな世界観】
エレンさんの作品のモデルは、エレンさん自身。
トランクに詰め込まれたまま運ばれたり、洗濯ものとして干されたり、イスの一部になったりと、体を張る(?)こともしばしばです。
背景に物語を感じさせるのも、エレンさんの作品の特徴。
無数の鳥たちで構成されたドレスを着るときもあれば、スイカでできた鹿(!)を手づかみで食べるときもあって、「この子はどんな子で、どのような世界に住んでいるんだろう?」と想像力をかきたてられるんです。
【かわいいんだけど「毒」がある】
エレンさんは妖精のような容姿の持ち主なので、ファンタジックな世界観にしっくりとなじみます。
色使いもカラフルで一見かわいらしいのですが、「手が長~く伸びて何重にも体に巻き付けられている」など、ちょいホラーな要素を感じる作品もあり。
ほんのひとさじ毒を足したような、あるいは悪い夢でも見ているような不思議な妖しさがあって、観れば観るほど引き込まれてしまうんですよね。
【日本に来たこともあるみたい!】
グラフィックデザインを学んできたというエレンさんの武器は、彼女にしか生み出せないユニークな発想。
一体どんな人生を歩んできたんだろう?と興味が湧きますが、YouTubeに投稿されている動画などを観ると、至って普通の女の子なんですよね。
容姿のことで悩んだ過去があったり、お部屋の中がキティちゃんグッズで溢れていたりと、親近感を感じます。
過去には日本を訪れたことがあるようで、富士山を背景にしたものなど、日本を舞台に撮影された作品もいくつかありました。興味を持った方は、ぜひインスタグラムやフェイスブックからチェックしてみてくださいっ♪
参照元:facebook、Instagram @sheidlina、YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch