安達祐実が本人役を演じる『捨ててよ、安達さん。』が攻めてる! 第1話で捨てるのはあの名作ドラマのDVD!?
安達祐実さんが “本人役” を演じることで話題のテレビ東京系ドラマ『捨ててよ、安達さん。』が、2020年4月17日深夜0時52分よりスタートしました。
女性誌の連載依頼を受けたことをきっかけに、安達さんが様々な “捨てなければいけないもの” を捨てていく……といった内容になっているのですが、 “捨てなければいけないもの” が擬人化されて出てくるからビックリ!
安達さんに対して「捨ててよ!」と懇願するシュールな展開で、終始ニヤニヤ。最後には感動も待っていて、大変見ごたえのある第1話となっておりましたよ~!
【名作DVDが擬人化】
第1話に登場する “捨てなければいけないもの” は「安達さんの代表作をダビングした “完パケDVD” 」。DVD役を演じるのは、なんと貫地谷しほりさんです。
DVDとの奇妙なやり取りが行われるのは、安達さんの夢の中。謎の少女(川上凛子さん)の手引きのもと、捨ててほしいDVDと、捨てたくない安達さんによる、押し問答が繰り広げられます。
【なぜあの名作のDVDを観ないのか】
“完パケDVD” に収録されているのは、おそらく大ヒットしたドラマ『家なき子』(※実際に名前は出てきません)。
そのことを意識してか、DVDは「観てもらえなくてシンドイ……同情するなら観ておくれ!!!!!」と土下座して懇願するのですが、安達さんはのらりくらりとかわすのみ。
というのも、安達さんは「家なき子=安達祐実」という過去のイメージにとらわれていたから。
最近になってようやく解放されてきたと感じていたらしく、「観ちゃったらまた引っ張られるかもしれない」と本音を漏らしたのです。
【結局捨てるのではなく「あげる」ことに】
観たくないけど、大切な作品なので捨てられない。
そんな安達さんに対しDVDは「あんたを縛りつけたくてここにいるわけじゃない、あんたはいい女優だから自信を持て」とぴしゃり。
ふたりのやり取りを見守っていた少女も、「今の自分を肯定してあげてもいいんだよ。あんたのことを認めてないのはあんただけ」と諭します。
こうして一件落着したあと、最後だからと3人で “完パケDVD” を鑑賞。結果的に「捨てるのではなく娘にあげる」という選択をして、物語は幕を閉じたのでした。
【謎の少女の正体は!?】
疑問なのは、夢の中に出てきた少女の存在。
「ラクになれるもんね、捨ててしまえば目に入らなくなるから。この人が去ってもあんたの人生にまた登場してくるよ、こういう人」
「あんた自身は一体誰のもの?」
といった意味深な発言もしており、正体が気になるところです。
4月24日放送の第2話には、 “捨てなければいけないもの” として輪ゴムとレジ袋が登場するよう。一体どんなやり取りを見せてくれるのか、とっても楽しみです!
参照元:テレビ東京
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(C)「捨ててよ、 安達さん。 」製作委員会