休校要請を受けて「ジャンプ」「コロコロコミック」などを出版社が無料公開 / 「不安が広がる今だからこそ子供たちに笑顔を」
新型コロナウイルスの影響で休校の要請が出され、突然の休校で、どう時間を使っていいのか戸惑っている子どもは多いはず。友達に会えず寂しい思いをしているかもしれません。
そんな中、大手各出版社が人気漫画の無料公開を実施。「週刊少年ジャンプ」や「コロコロコミック」などの電子版が、期間限定で読めるようになりました。
【今年発売のジャンプのバックナンバーを公開】
集英社は「週刊少年ジャンプ」の2020年1～13号を無料公開。
3月2日正午～3月31日23時59分までの期間、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ＋」と集英社の総合電子書店「ゼブラック」上で読めるようになっています。
【小学館は人気漫画雑誌を大量公開】
また、小学館は「コロコロコミック」1月号、「Sho-Comi」3・4合併号・5号・6号、「ベツコミ」2019年12月号～2020年2月号などを無料公開。
「ベツコミ」の無料公開期間は3月15日までの2週間限定となっており、3月9日以降は「コロコロコミック」2月号と兄弟誌「コロコロイチバン！」2月号を公開予定ということです。
漫画はPC・スマホ・タブレットで読むことができます。
小学館ではそのほかにも、「チーズ！」や「ちゃおデラックス」といった人気漫画雑誌を無料公開しているので、特設サイトからアクセスしてみてください。
【出かけられない今だからこそありがたい】
休校によって、学校で過ごす時間を失ってしまった多くの子どもたち。
感染リスクを減らすべく、大手テーマパークの休園やイベントの中止が相次いでいるため、出かけることもままなりません。
こうした状態がいつまで続くのかわからず、不安を抱えている子はたくさんいることでしょう。
小学館は、先の見えない不安が広がる今だからこそ、子供たちに明るい笑顔を届けるべく漫画の無料公開を決断したと発表しています。
保護者の仕事の都合などで、1人で留守番している子もいるかもしれません。漫画の無料公開は、保護者にとっても安心材料となりそうです。
参照元：Twitter @jump_henshubu、Twitter @ShogakukanComic、小学館
執筆：田端あんじ (c)Pouch
