『ポプテピピック』最新刊の「帯」がヤバすぎると話題に!「たのしいし!目的にピッタレ!」など海外パチモノ風の日本語満載です
「とびっきりのクソ4コマ!!」のキャッチコピーでおなじみ、大川ぶくぶさんによる漫画『ポプテピピック』の最新刊「SEASON THREE AND FOUR」が2019年3月7日に発売されました。
この日以来、ツイッターを中心に話題となっていたのが最新刊の “帯” で、なんでもガバガバの日本語が書かれているとか、いないとか……。
書店に直行して本を購入し、帯に目を通してみたところ……ホントだっ! 海外で販売されてる日本製品のパッケージとかによくある、ちょっとだけ間違ってる日本語のオンパレードになってるっ!
【「たのしいし!」の破壊力よ】
まず視界に飛び込んでくるのは、
「たのしいし! 目的にピッタレ!」
という勢いのある言葉。「たのしいし!」の表現もだいぶアレですが、「ピッタシ(ピッタリ?)」になるはずが、「ピッタレ」になっちゃっているところにもジワジワきます。
【フォントにも注目してください】
帯では、こういったビミョーな間違い(しかしよく見る)が怒涛のごとく続いておりまして、ほかにも
「かわいね! 絶対はやゐ! (アニメーツョンもした)」
「これがポプテ比ックが2019年に発売の最新シレーズ」
「ポプ子と比美とユニーつな性格のキャうクターの友達ごす」
といった文章が、最初から最後まで続きます。字や言葉の間違いだけでなく、フォントもガッタガタで、ジワジワ度がハンパないんですよね。
【一周まわって尊敬しました】
それにしても感心したのは、よくもまあこんなにもたくさんの “間違った日本語” を思いついたな……ということ。想像しようにも、「友達ごす」なんて表現はさらさら思い浮かばず、笑ってしまうと同時に尊敬の念すら抱いてしまいます。
ちなみに……この “間違った日本語” が他にも書かれていないか隈なくチェックしてみたのですが、表紙にも裏表紙にも本編にも書かれておりませんでした。
さりげなさすぎるこのひと工夫が、『ポプテピピック』ならでは、って感じがしますね。というか、 “本の帯いらない派” の人だったら、気づかずに捨てちゃうかも?
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch