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こんな八つ橋みたことない♡ 京都老舗の新ブランド「nikiniki」の八ッ橋が愛らしくてため息が止まらない

   



京都の定番おみやげのひとつ「八ッ橋」。カリカリした煎餅タイプと、もちもちの生タイプがありますが、今回紹介するのは可愛すぎる生八ッ橋です。

八ッ橋は比較的シンプルなイメージのお菓子。今回のものは、生八ッ橋が人形の形をしてリンと立っているのです! ズバリ3D八ッ橋といっても過言ではありませぬ

この八ッ橋、いや、この子と目があったら最後、連れて帰りたいという思いに駆られ、気がつけばショーケースの前に立って「これください!」。だってそれくらい可愛くてたまらないんだもの!!

【作っているのは老舗八ッ橋店】

この “可愛すぎる生八ッ橋” を販売しているのは、京都の「nikiniki(ニキニキ)」。

この nikiniki、創業320年以上の老舗八ッ橋店「聖護院八ッ橋総本店」が、伝統の味と製法を若い世代に継承しようと、2011年に立ち上げたブランドなんですって。

今回訪問したのは、京都四条の阪急河原町駅近くのお店。お店の外観はまるで洋菓子店のようです。

【十二単を着た八ッ橋】

八ッ橋系のオシャレなお菓子を、イベントや季節に合わせて販売しているそうです。なかでも目を引くのは、人形の形をした生八ッ橋♪

私が行ったときに販売されていたのは、京都の「鴨川をどり」をイメージした舞妓さんと千鳥のセット、「葵祭」をイメージした十二単を着た斎王代とふたば葵のセット黄色と水色のハート型のセットなど。1セットで2種類ずつ入って、お値段は500円〜600円ほどです。

今回は店員さんオススメの、京都の「鴨川をどり」をイメージした chidori と、葵祭をイメージした Aoi を購入しましたよ〜。

【芸が細かすぎる!】

このお菓子、全て職人さんの手作りとのことで、とっても芸が細かいのです。

人形系八ッ橋は、色のついた八ッ橋を重ねて折り込み、着物の重ね襟をしっかり再現。舞妓さんの独特な髪型や斎王代のヘアアクセサリーなど、後ろ姿まで丁寧に作り込まれています。

この芸の細かさは感動モノで、食べるのがもったいなくて、ずっと眺めていたくなっちゃいます。人形のせいか、だんだんわいてくる愛着。はぁ〜、ため息がでるほど可愛いよ、舞妓はん。

【食べちゃいますっ】

でも……鼻を近づけると漂ってくる甘い香りがたまりません……。意を決して食べることにします! ごめんよ舞妓はん!

パクッと口にふくむと、八ッ橋特有のモチモチ食感がたまりません。人形の八ッ橋の頭とお腹の中には白あんが入っていて、人形ではない八ッ橋にはアンコが挟まっています。ニッキの香りと、アンコの甘さが口の中に広がって美味しい〜。ああ、幸せ〜。

着物部分がカラフルなので、もしかして八ッ橋の色によって味が違うのかなと思ったけど、全部同じ味でした。

【難点は崩れやすいこと】

お土産として編集部にもいくつか買っていくことにしたのですが、お店の人いわく、とっても崩れやすいとのこと。「丁寧に優しく持って行ってくださいね」と言われて渡されました。

むむ……お土産にしたいのに崩れやすいとは……。

その時の私は、京都取材の最終日で荷物がパンパン。東京から会社に向かう電車は帰宅ラッシュの時間……ちょっと難しそうなので、編集部には悪いけど結局全部ひとりでいただきました★ いやぁ美味しかったです!

【今回訪問したお店】

店名:nikiniki
住所:京都府京都市下京区四条西木屋北西角
営業時間:10:30~19:00

参考リンク:聖護院八ッ橋総本店
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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