「ひとりタコパ」が超オススメだと知って欲しい！ ビール片手に好きな具材を好きなだけ焼く魅力にハマった話
「みんなでわいわいパーティーしたい！」という気持ちはあるのですが、コロナが不安な今日このごろ。
そんなとき、ふと思いついてしまいました。みんなでやるのが当たり前のたこ焼きパーティー（タコパ）は、ひとりでも楽しめるんじゃないかって。
毎月1のつく日（1日、11日、21日だけ）は「ステキなぼっちの日」。ということで今日は初めての「ひとりタコパ」に挑戦してみたいと思います！
【初タコパで混乱する私】
自宅でタコパをするのが初めての私。そもそも作り方がわかりません。友達がいたら「どうやって作ろっか？」と計画からワイワイしますが、今回は1人。なので「たこ焼き粉」を購入し、パッケージの作り方に従うことにしました。
買い物に行き、淡々と具材を刻み、タコパの準備はバッチリ……いざ点火（電源ポチり）!!
【タコパではなく職人になる私】
さっそく鉄板に具材を入れる……の前に！ お祭りの屋台で見かけた「たこ焼きを作る光景」を思い出します。何度も言うけどタコパは初めて。友達がいたらアドバイスをもらえたり、ワイワイしながら作れるんだろうなぁ。焼く前からちょっと孤独を感じてきました。
イメトレも覚悟も決めたら、熱々の鉄板に具材を入れていき、生地を流し込み、焼き上げていきます。焼き加減を見定め、慎重にクシでくるくるとひっくり返し、目指すは美味しいたこ焼き……！ 夢中で焼き上げていく私は、もはやパーティー気分ではなく職人気分です。意外と夢中になる楽しさが、ここにはありました。
【美味しさに感動する私】
じっくり焼いたら、ソースとかつおぶしをかけて完成。初めてのたこ焼き、なかなか上手くできたのではないでしょうか〜！
キンキンに冷えたビールと共に食べてみると……アツアツで美味しい！ たこ焼きは外はカリッ、中はトロ〜で屋台にも負けない美味しさ。焼きたてのたこ焼きをひとり占めできるのは、ぼっちならではの贅沢です。そして自分で作ったゆえに全て愛おしい……！
気を良くして2順目を焼いてみたのですが、かなりお腹いっぱいに。
1回で18個焼けるプレートなので、冷静に数えると30個以上食べた計算に……！ パーティーだったらいろんな種類をみんなで分け合って食べられるので、ちょっと配分をミスしてしまいました。次回からペースを考えよう。
【好きなタイミングでデザートを食べられる】
とはいっても、デザートは別腹♪ ホットケーキミックスとバナナとチョコで簡単なデザートも作っちゃいました。
ホットケーキ生地を流し込み、バナナとチョコをINして焼くと……。
チョコバナナベビーカステラ風が完成！ 見た目は微妙だけど味は大満足。これはいつか、友達や家族とワイワイタコパするときの鉄板スイーツとして披露したいなぁ〜。
【総括：思ってたのと違うタコパに】
初めてのひとりタコパは、孤独と冒険と職人気分が入り交じる充実した時間になりました。
孤独ゆえに最初は寂しかったものの、たこ焼きを作りつつ、ビールを飲みつつ、ハフハフして食べる時間は至福。普段の食事では楽しめない世界が広がっていました。
そのせいか「今度は具のバランスを変えてみよう」「今度は生クリームも用意しよう」と次のタコパを考えるほど意外とハマってしまったのです。
もしかしたら、誰にも頼れない、誰とも味を分かち合えないからこそ、純粋に自分好みの味を追求する時間になったのかもしれません。第2回ひとりタコパを開催するときは、もっと美味しいたこ焼きが焼けそうです。
ぼっち度：★★★★★
味の探求度：★★★★★★
ついつい食べ過ぎちゃう度：★★★★★★★★★★
執筆・撮影：五條なつき
Photo：(c)Pouch
