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標高1400mの山頂で水着になる「白馬マウンテンビーチ」を体験! ゴンドラサウナとアルプスの天然水風呂と極上外気浴と…

   


2019年7月、長野県・白馬にとんでもない施設がオープンしました。その名も「白馬マウンテンビーチ」。

海なし県に、まさかのビーチ!?と、気になった長野県出身の私。

さっそく現地へ向かってみると、ゴンドラをリメイクした「ゴンドラサウナ」や、アルプスの天然水をひいた水風呂、そしてジャグジーなどがそろう水着で楽しむ摩訶不思議な施設だったのです!

【高すぎる! 標高1400mにビーチリゾート】

場所は白馬八方尾根のうさぎ平。まずはふもとから、車でも電車でもバスでも飛行機でもなく、6人乗りのゴンドラに乗って向かいます。

ゴンドラに乗らないと着かないなんて、ちょっと面倒だな(小声)と思っていたのですが……景色が最高! 窓が大きく、どの席に座っても絶景を楽しめます。

そして「マウンテンビーチ」での極上癒やし体験知ってしまった今、あのゴンドラは現実社会から逃げるためのシェルターのようなものだったと思えるのです……!

【カフェ利用だけなら入場無料! 手ぶら参加も可能だよ!】

「マウンテンビーチ」のジャグジーやサウナを利用する場合は、受付で1500円(2hごと)をお支払い。代金を支払うとフェイスタオル、バスタオル、サンダル、湯あみ着(※女性希望者のみ)が借りられます。

ジャグジーエリアは水着着用が必須ですが、もし水着がなくても1100円で水着レンタルが可能。水着はロキシーのもので、おしゃれなデザインから体系カバーまで種類もサイズも豊富です。つまり手ぶらで来ても楽しめるってわけ!

また受付には、サウナハット、サコッシュ、ヴィヒタ(!)などサウナグッズもそろっていました。

ちなみにビーチ内にあるバーエリアのみを利用する場合は無料で入場することができます。

【ものすごく気持ちがいいマウンテンビーチ】

水着に着替え、マウンテンビーチへ到着すると……びっくりするほどビーチではないですか!

見える景色は、アルプスなどの山々と青空。この景色が海の青さに近いものを感じさせ、まるでビーチのように見えるのです。

そして、ハンモック、寝椅子、ひとをダメにするクッションなど、2度と立てない系の椅子ばかりが用意されています。

【サウナの中へ】

サウナは2つのゴンドラサウナと、テントサウナの全部で3種類が用意されています。ゴンドラサウナはすでに使わなくなったゴンドラを再利用したとのこと。どのサウナも窓が大きく白馬の景色を感じながら蒸されることができます。

それぞれのサウナ施設の様子は以下の通り。

・ゴンドラサウナ(ミスト)

定員は6名。温度計がないけど体感は55度くらい。狭いゴンドラなので、足と頭の温度差がそこまでないのが嬉しい。

・ゴンドラサウナ(ドライ)

定員は4名。温度計は70度と低めだったけどメディア撮影で開け締めが激しかったゆえの可能性大。サウナストーンがあるけどロウリュはナシ。

・テントサウナ

定員は5名ほど。温度計は80度。こちらもメディア撮影で開け締めが激しかったゆえ低かった可能性あり。桶に水とヴィヒタ(白樺の束)が入っています。

この桶の水をサウナストーンにかけて、セルフロウリュが可能。さらに、白樺の束で体を叩いて血行を促すウィスキングも楽しめて、サウナ好きにはいたれりつくせり。ジュワ〜と立ち上る熱い蒸気に、白樺の香りと心地よい刺激がたまりません! ちなみに桶の水はアロマ水ではなかったです。

【水風呂はアルプスの天然水! 冬は雪風呂の可能性も!?】

そして「水風呂」は男女別々。簡易なビニールプールに設置されていました。

水はアルプスの天然水を持ってきているので水温はその時の気温次第で変わるとのこと。火照った体をシャワーで流し、水風呂に足を入れてみると、なんだか柔らかく感じるぅう! 私の体感だと水温は19度くらい。

ちなみに冬は、雪を詰めて雪風呂にする予定も考えているとか……なにそれ最高です!

【外気浴で凄まじい多幸感に包まれるよ!】

マウンテンビーチでもっとも感動したのが外気浴の瞬間。どの席に座ってもとーーーーーっても気持ちがいい!

夏でも山頂ゆえに風が冷たいのも最高。水風呂から出たばかりの体に、スゥースゥーと風があたって、あっというまにディープトリップ。

目の前に広がる景色は、大絶景。あぁここは天国かな、わたし空に浮いてるのかなと、わけがわからなくなるほどの気持ちいいのです……なんだか嫌なものが取れて浄化された気分。

【注意点と気になったこと2つ】

マウンテンビーチ最高だ〜!と思ったもの、気になる点もいくつかありました

・日に焼ける

パラソルがちらほらあるものの、日よけできる場所がほとんどありません。サウナ室も窓が大きいので、びっくりするほど焼けました。

・ヴィヒタやロウリュの説明がない

テントサウナに設置されたヴィヒタやロウリュ。知らない人からすると、この葉っぱの束はなに?どうやって使うの?と思うはず。テントサウナは火を取り扱っているので、誤った使い方がされないためにも説明書きは必要かなだと感じました。

他にも水風呂がプールゆえに循環しないところや、虫(トンボ)が意外と多いところや、車がないとアクセスに苦労するところなどあるけども、大きく気になったのはこの2つでした。

【サウナ増える予定あり】

関係者によると、マウンテンビーチはこれからどんどん進化する施設なのだそう。

土地もまだまだ余っているので、ゴンドラサウナを増やそうという計画もあるそうです。果たしてどう変化するのか、のびしろいっぱいの「白馬マウンテンビーチ」。個人的には冬直前に訪れて、冷たい風の外気浴と熱々のサウナテントを楽しみたいなぁと狙っています。

取材協力:白馬マウンテンビーチ
今期営業期間:2019年7月26日〜10月27日(日)
※無休・冬季も営業予定 営業時間9:00 ~ 16:30
サウナ利用:2時間1,500円(最終受付は14:00 )
※中学生以上が対象(小学生以下は利用不可)
ゴンドラ:大人往復1,780円

執筆:百村モモ
Photo:Pouch(c)

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