主婦にできた貴重な「ひとり時間」…思い切って「銭湯 → 立ち飲み」に挑戦！ たった1時間半×1000円でリフレッシュできて最高だよー！
家事に育児にと一年中休みなく存在する主婦業。我が家は共働きではありますが、私が在宅で仕事していることも多いため、ふだんの家事は私がメインです。
オンオフがなかなかつけづらい日々の中で自然と溜まっていくストレスや疲れ。そんなとき、もともとぼっち気質のある私の奥底から湧き出てくるのは……「ああぁぁーーー、ひとりぼっちでどっか行きたい～～～ッ!!!!」なる願望！
じゃあ、実際にぼっちになれる「すきま時間」がポンッとできたとしたら……どうする？ どこに行って何する？
毎月1のつく日（1日、11日、21日だけ）は「ステキなぼっちの日」。Pouchでは担当ライターがぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを検証しています。
今回は「主婦のぼっち」の過ごし方をご案内。真っ昼間からの「ひとり銭湯→ひとり立ち飲み」に行ってきましたよ～！
【すきま時間で、真っ昼間からぼっち旅！】
今回、限られた時間でどれだけ満足しつくせるかを考え挑戦したのが、銭湯でひとっ風呂浴びてからのひとり飲み。
昼間からやっている銭湯はいくつもありますが、その中から東急目黒線の武蔵小山駅近くの「武蔵小山温泉 清水湯」に行ってみることに。
武蔵小山駅を出るとすぐに広がっているのは、全長800mという日本一長いアーケードがある商店街として有名な「武蔵小山商店街PALM（パルム）」。焼き鳥屋さんやパン屋さんに立ち寄って食べ歩きしたい気分に誘われますが……ここはぐっと我慢！ お腹を満たすのは後にしてまずは銭湯へGO！
【なんとこちら、かけ流しの天然温泉です】
駅から歩いて5分ほど。清水湯さんに着いて驚いたのが「天然温泉」ののぼり。
同じ敷地から黒湯と黄金の湯という2つの天然温泉が湧出しているといいます。しかも温泉の湯はかけ流し！ 東京の真ん中にこんな場所があったとは……!!
さっそく入口の券売機で券を買い、カウンターの人に渡し、女湯のほうへと向かいます。この銭湯らしきたたずまい、オラ、ワクワクしてきたぞ……！
【あ、熱い……でも気持ちいい！】
さて、脱衣場で服を脱いでいると、どこからともなくミントのようなハッカのような清涼感あるほのかな香りが……。「最近の銭湯はアロマなんかも取り入れているのか」などと感心していると、近くにいたおばあちゃんが歩いていくとともに香りも去っていき……ってシップか何かのにおいだったようです。こういうのも庶民的ーーーッ!!!!
下町の洗礼を浴びたところで、まずは内湯の黒湯へ。入ってみるとこれが熱いのなんのって（温度計見たら45度ぐ近くあった）！ 熱湯風呂に入った芸人のようなリアクションをとりそうになりつつも、ゆっくりと体を沈めていると……あれ、わりとすぐに心地よくなってきた。体の内側から温まるようなぽかぽか具合がすこぶる気持ちいいです。
とはいえ、もともとの湯温が熱いため、数分で外の露天風呂へ。外湯は1段目の浴槽は黒湯、2段目が黄金の湯となっています。先ほど黒湯を楽しんだので今度は黄金の湯へ。涼しい風を顔や肩に感じながら温かな湯に浸かるのはこれまた至福のひとときです。
【短時間でも爽快感がスゴい】
私はたまに奮発してスパのようなところに行くこともありますが、その際は「モトを取るために長居しないと」みたいな変によこしまな意識が働いてしまったり……。その点、銭湯は大人460円。さっと入ってさっと出ても、何も惜しい気持ちがない。
全体で30分いたかいないかぐらいでしたが、熱いお湯でさっぱりできて、短時間の滞在でも爽快感はスゴい。昼間の銭湯、ちょっとヤミツキになっちゃいそうです。
【立ち飲み屋でビールをグイッ】
そして清水湯を出た後は、あらかじめ目星をつけていた「立呑み 晩杯屋 武蔵小山本店」へ。清水湯からは歩いて5分ほどです。
ここはもう典型的な立ち飲み屋って感じです。お客さんは男性ばかりでしたが気にしない！ とりあえずカウンターのお姉さんに生ビールを注文。熱いお湯に浸かって喉カラカラになった後の冷たいビール……そんなもん最高でしょうよ！
注文した煮込みとマカロニサラダも我ながらよいチョイス。でも他にもすごい数のメニューがあるので、次は別の料理も食べてみたいな。
【銭湯＆立ち飲みで1000円ちょい！】
銭湯と立ち飲み、2か所合わせても過ごした時間は1時間半ないぐらいでしょうか。コストも両方合わせて1000円ちょっと！ それでこの満足度は感動すら覚えるほど。はぁー、スッキリした～！
あとは商店街をぶらぶらしてから帰っても、じゅうぶん夕飯の支度の時間に間に合うよ！ なんなら商店街でトンカツか何か夕飯用に買ってっちゃうべし！ 今晩はもうそれでいいよ、そうしちゃおう。
どうでしょう、主婦の「ぼっちの日」。春休み中、家に子どもたちがいて疲れも溜まり気味な皆さん、銭湯→昼飲みのコースはリフレッシュするには最高ですYO！
ぼっち度 ★★★★★★
リフレッシュ度 ★★★★★★★★★
お財布にやさしい度 ★★★★★★★★★★★★
撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
