バーミヤンは「ひとり鍋」に最高の穴場! 火鍋スタイルで肉や野菜がもりもり食べ放題だよ★
鍋が食べたい! という時、私はいつも困っていた。
コンビニで済ますのは味気ない。でも家で作るのはちょっとだるい。お店で食べたいけど「鍋は2人前から」ばかり。そしてなにより、「お鍋が食べに行かない?」なんて声をかける友達もいない。そんなことで鍋、今までは諦めてきました。
しかしついに、ひとり鍋の味方を見つけたのです……それは、中華ファミレスの「バーミヤン」。ひとり鍋OKで具材も超充実しているとのこと、これは行くしかない!
毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。Pouchでは担当ライターが体を張ってぼっちの限界に挑み、ぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを誠心誠意、検証しています。
ということで、今回はバーミヤンでひとり鍋に初挑戦してきました。
【バーミヤンの鍋=お得すぎる食べ放題】
近くのバーミヤンへ向かい、メニューをチェック。鍋、鍋、ひとり鍋……と、見つけました。「火鍋しゃぶしゃぶ食べ放題」、これだ。
スープ(ダシ)を麻辣(マーラー)スープ・白湯(パイタン)スープ・すきやき風・昆布だしから2種類選べます。前者2種だと火鍋っぽいし、後者2種にすれば純日本風のお鍋になりそう。
お肉は豚・牛・鳥、野菜盛り合わせがあって、ワンタン、春雨、豆腐、中華麺に雑炊セットもついてきて全部100分間食べ放題の1699円(税別)。ここに499円足すと、棒棒鶏や唐揚げやラーメンなどおかず系が食べ放題に。999円足すとお酒も飲み放題と、自分好みにカスタムできます。
ちなみにお肉から牛肉をはずすと1399円(税別)とさらにお得に。ただしこちらは平日17時以降のみの提供です。
私はしっぽりひとり鍋を楽しみたかったので、1699円の基本の食べ放題を注文! するとなぜか、店員さんから「席を移動してください」と……2人席から4人用のテーブル席へ。店内は家族連れなどでほとんど満席なのに、ポツンとひとり4人席に陣取る罪悪感。とりあえずビールを飲んで待っていると……!
【テーブルいっぱいに料理がどーん!】
「お待たせしましたー」の声とともにお鍋到着! テーブルに鍋や具材が次々と置かれていき……
気がつけば……
ドーーーン!!
誕生日なの!?というくらい、ひとりぼっちのテーブルに料理が隙間なく置かれました。ひとりで全部で食べられるのかなって恐怖心と、これ全部食べていいんだおかわりもいいんだという解放感と、近くの席の子供から「ねぇ、あれしゃぶしゃぶ〜?」と指さされ続けるドキドキ感が混じり合ながら、私の100分間ぼっち鍋がスタートしました。
【出汁が意外と美味しくてびっくり!】
スープには、麻辣(マーラー)・白湯(パイタン)の火鍋っぽい2種類をチョイス。辛いのが好きな私は、まずは麻辣スープに野菜を絡めて食べてみました。
かっら〜〜〜い!!
唐辛子&花椒のしびれる辛さをバッチリ感じる、本格的な味! 冷えていた体が一気に熱々に!! キンキンに冷えたビールと相性抜群です。ここに少し甘めでコクのあるゴマだれを合わせると、味に深みが生まれてとっても美味しいじゃありませんか!
そして白湯(パイタン)スープのほうは、まろやかな鶏の味わい。白湯の出汁を吸ってトロトロになった野菜をいただけば、忙しくて野菜不足だった私のカラダにじわ〜と染みていきます。
【キクラゲとワンタンがいいアクセントに!】
牛肉や豚肉という「主役」はもちろん大事だったけれど、個人的にグッときた具材があります。それは、ワンタンとキクラゲ!
お鍋の中でとろとろになったワンタンをハッフハフしながら食べると、じゅわ〜と鍋の出汁と肉汁があふれてくる! スープをしっかり吸い込んで、旨味の爆弾になっているのでした。
そして「キクラゲ」も好選手。コリコリとした食感が、煮詰められてゆるくなってきた鍋具材の中でアクセントになってくれるのです。火鍋にはベストマッチだけど、日本風のお鍋でもキクラゲ活躍するかも!
【全然おかわりできなかったけど…満足度高し!】
うーん幸せ……と思っていたけど、最初に運ばれた具材を食べ切る頃にはお腹いっぱいに。
食べ放題なのに一切おかわりしないなんて!! シメの雑炊もしないなんて!! ともったいないような気はしたけど、正直、充実したひとり鍋ができました。
ひとりで食事すると、ついスマホをみてしまう。だけど大きな鍋で、自分好みに肉や野菜をコントロールしたり、火加減をチェックしたり、食べたりしていると、時はあっという間なのです。身も心もゴハンで満たされる時間て最高ですね。ひとりだけど、ホックホクした気持ちで帰宅できました。ひとりだけど。
・ひとり鍋(バーミヤン)
孤独度:★★
快適度:★★★★★
オススメ度:★★★★★
参考リンク:バーミヤン
撮影・執筆=百村モモ (c)pouch